by koha67 カテゴリ
全体 ジレラ・ランナー イタルジェット・ドラッグスター ピアジオ・ZIP アプリリア・エリア51 プジョー・スピードファイト マラグーティ・F12ファントム PGO・PMX キムコ・スーパー9 ヤマハ・マジェスティ125 アプリリア・スポーツシティ キムコ・グランドディンク デルビ・GP1 250 ジレラ・タイフーン アプリリア・SR50 未分類 以前の記事
2017年 03月 2014年 07月 2014年 01月 2013年 09月 2011年 06月 2011年 01月 2010年 07月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2009年 12月 2009年 09月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 フォロー中のブログ
プロフィール
車メーカーの技術屋や、イタリアン・バイクの整備士などを経験しつつ、現在は趣味でイタリアン・スクーターや台湾スクーターにハマっております。マイナーなバイクゆえに、診てくれるバイク屋がなく、困ってる人の助けになればと思い、ブログで整備&改造のネタを紹介しております。自力ではちょっと・・という方は、本業の合間になってしまいますが、ガレージでの整備&改造も承っております。お気軽に、下記アドレスまでご相談下さい。by ジュンタロー(**@gmail.com)
最新のトラックバック
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
その中でも最大の特徴は、フロントの片持ちハブステア。コスト度外視で、実に凝った作りをしています。横たわったフロントサスも複雑なリンク機構のタマモノですね。ちなみに、プジョーやエリア51の片持ちはハブステアではありません。ベスパなどのリンクサスを、逆向きにしただけなんです。本格的な片持ちハブステアは、イタルジェットのドラスタとフォーミュラだけじゃないでしょうか?2000年前半で販売終了したバイクですが、いつまでも可愛がりたい逸品です♪ (長所) ・磨いて眺めるだけで満足してしまうデザイン!盆栽スクーターとして相応しい?デザイナーも凄いけど、これを製品化したメーカーも素晴らしい!だから倒産するんだYO!と言われたらそれまでだけど・・(~o~)。一度不況を経験したメーカーは2度と冒険しないでしょうね。もう、どこからもこんな奇抜なスクーターは現れない気がします(泣)。 ・ピアジオ水冷2stエンジン。2stランナーと同じ、スクーター最速エンジンなので、速さは文句なし!チューニングパーツのラインナップも申し分ないですね。楽しめるエンジンです。 ・シックリ来るポジション。奇抜な見た目とは裏腹に(?)、その気にさせるバイクっぽい、やや前傾ポジションです。タンデムステップが、なぜか運転する時に踏み易い位置にあるのは、確信犯かっ!?そもそもタンデム出来るようなバイクじゃないし。ただ、まっ平ら&滑りやすい表皮のシートは頂けませんね。要張替えです。 ・コントロール性の高いブレーキ。プジョーと同じキャリパーですが、こちらの方が良く効きますね。フロントのディスクが小さいので、フロントは少し弱い感じ。でもフロントサスの特性上、ほどほどじゃないと危ないので、これでOKだと思います。 (短所) ・メーカーサポート打ち切り(>_<)。倒産しましたが、つい最近復活したようです。日本でもドット・イットなるイタ車っぽくない新型を販売開始。でも、過去のバイクは扱わないそうで~(;´Д`)。とは言うものの、純正パーツは外装でも機能パーツでもイギリスから買えるので、部品に困る事はありません。 ・不自然なフロントの挙動。プジョーSF、エリア51同様、フロントブレーキを掛けると、構造上フロントサスが逆に伸びようとします。普通と逆の挙動に戸惑いますが、これも時期に慣れるようです。しかし、フロントを強く掛ければ掛けるほど、ガッチリとフロントが突っ張るので、ロックしやすい事には間違いありません。フルブレーキでジンワリとノーズダイブしてこそ、キチンと曲がれるという事は、競技とかして来た人なら周知の事実。それが出来ないコイツでは、ロックし易いはずなので、コーナーでブレーキをリリースしながら突っ込まない方が懸命です。雨の日なんか、アッサリとロックして転ぶんじゃないでしょうか?とりあえずハイグリップタイヤを履いておきたいですね。リアブレーキを上手に使うのが、このバイクに乗るコツらしいですよ。 ・11、13インチタイヤ。10でも12インチでもないので、とにかくラインナップがありません・・。国産タイヤはもちろん全滅。手に入れやすかったボッパーも、フロントは在庫限りだそうな(リアはもうない)。ピレリやミシュランなら、スタンダードタイヤだったらありますが、このバイクの性能を考えると、スポーツタイヤを入れたいですねぇ。メッツェラーやハイデノイなどのスポーツタイヤは、ドイツやイギリスから取り寄せるしかなさそうです。 ・不安定キャブ。ご存知評判の悪いデロルト・キャブです。国産ケーヒンのPWKやPEに変更するのは、ヨーロッパ車乗りの中では、もはや常識状態ですね(^_^;)。変更後は、アイドリングは安定し、パワー・レスポンス・燃費の全てがアップします(^o^)。とか言いつつ、今さらみんなと同じではつまらないので、OKOをモデファイしたStage6キャブを入れようとしてるワタシ・・。ブラック・キャブが速そうだぜ~!見た目が!! ・危険なタンデムグリップ。センタースタンドを掛ける時や、取り回しをする時に持ち易いグリップですが、これは飾りです!なんとフレーム固定ではなく、樹脂製のシートカウルにネジ留めされてるだけなので、普通に使ってると、カウルが割れて来ます。ついでに言うと、タンデムシートもズバリ飾りです!樹脂カウルの上に体重が乗ってしまう設計のため、座るとシートカウルが割れちゃいますヨ~。もし、どうしてもタンデムする時は、後ろの人に空気椅子をして貰って下さい(;・∀・)。 ・ちんこいメットイン。半キャップ1つしか入りませんが、このバイクにとっては、もはや小さい短所ですね(笑)。いえいえ、短所が多いという意味ではありませんよ!大きな魅力の中では、霞むくらいの小さな短所という意味です!( ゚Д゚)ゴルァ!! #
by koha67
| 2009-03-12 23:30
| イタルジェット・ドラッグスター
特徴は、125とは思えない大柄な車体と、ゆったりとバックレストに寄り掛かって運転出来るポジション。100kmくらいの距離だったら、疲れる事もなく走れちゃいます。パワーも125にしては十分で、大柄な車体をスルスルと走らせます。シート変更やバーハン化で、自分の体型にピッタリのポジションにすれば、益々疲れ知らずなバイクになります。 (長所) ・燃費がとても良い。大柄な車体からは信じられない燃費をはじき出します。キャブ車でコンスタントに35km/L。FIだと40km/L以上楽勝みたいです。経済的な二種スクには有り難い高性能エンジンと言えます。今時古い2バルブエンジンですが、4バルブでブンブン回す最近のエンジンより低中トルク型なので、回さずほどほど速い設計になり、その結果燃費が良く、運転していて疲れません。水冷というのも燃費向上に繋がります。 ・運転する楽しさ。250ビグスクはゆったり高級感を感じますが、重く低い重心のため、曲がろうとすると嫌がります。S字の切り替えしでは、ヨイショ!って感じで、挙動がワンテンポ遅れるため、曲がる楽しさは皆無です。しかしコマジェは軽い車体のお陰で、素直な挙動を示すので、意外なほど曲がるのが楽しいバイクなんです!ハンドリングにヘンな癖も感じられません。 ・性能の良いフロント・ブレーキ。効き・コントロール性共に秀逸です。パッドの耐久性も素晴らしく、2万キロ持ってる人も多いのでは?それと、原付に良くあるお手軽パーキング・リアブレーキはかなり便利。 ・ゆったりタンデム。コマジェの一番の売りですね。二種スクでは数少ない、ゆったりとタンデム出来るバイクです。 ・スリムな車幅。横から見ると大柄ですが、跨るとそのスリムさに驚きます。都内の朝の通勤でも、気を遣わずすり抜け出来ちゃいます。 (短所) ・狭いメットインスペース。初代親マジェと同じ時代の古い設計のため、燃料タンクがシート下にあります。そのため、メットインは最近のバイクの半分の大きさですね・・。もしシグX並みに大きかったら、100点満点のバイクなのに・・。しかし、その分グローブボックスが広く、工具・カッパ・荷物ネットなど色々常備出来ます。 ・ポヨポヨ・リアサスペンション。新車でダンパー抜けてるの!?って疑いたくなるほど減衰しないリアサス。ダンパーはグリスタイプだとか、ゴムタイプだとかデマが広がるのも仕方ありません。サスをバラすと分かりますが、ちゃ~んとガスとオイルは入ってます!でもスカスカ(>_<)。以前は親マジェC用に付け替えるのが流行りましたね。ダンパー性能は文句ないものの、15mm長いのは結構挙動に影響します。私は好きになれず、スプリングを15mm近くカットして使ってました。イニシャル調整が出来ないものの、5mmだけ長いマグザム用の方がオススメかも。 それと、フロントサスがフニャフニャだと、文句言う人も多いのですが、キチンとメンテすると別物になりますよ!フロントは、実は結構ちゃんと作られてるんです。メンテの項目で詳しく書こう思います。 ・カチカチ・タイヤ。相当原価の安いタイヤなんでしょうね(^_^;)。乗り心地は悪く、雨や白線で転びそうになった人も多いのではないでしょうか?夏のドライ路面専用?自分は安全運転なので、これで十分という人もいますが、他はケチっても、タイヤだけはケチらないで下さい。いくら安全運転していても、人や動物などが飛び出し、タイヤがロックするほどの急ブレーキを掛ける事はあり得ます。純正タイヤでは、制動距離が伸びるので、止まれる物も止まれません。フロントがロックすれば簡単に転倒します。重心が極端にリア寄りのコマジェは、フロントの荷重不足で、フロントロックし易いと言えます。試しに4~50km/hで直進中、フロントブレーキをエイ!っと強めに掛けてみて下さい。簡単にロックします(一瞬で離せば転倒しません)。緊急時だったら反射的に握りっぱなしになるので、「こんなに簡単にロックするんじゃ、何かあったらすぐコケちゃうかも!」という事を実感するはずです。 ・効かないリアブレーキ。この車重でドラムって、オマケレベルかも。いくらエンブレが効くからって・・。ベスラとキタコを試しましたが、大して変化なし。現在はデイトナを使ってますが、これは効きます!減速のリアブレーキが、止まれるリアブレーキになりました。 ・締め過ぎステムナット。ステアリングヘッドのネジが、なぜか締まり過ぎてます。台湾は路面が悪く、ガタが出易いので、わざとキツ目にしてるんでしょうか??今まで10台以上チェックしましたが、まともだったのは1台だけでした・・。放って置くと、やがてベアリングがダメになり、フロント全バラシで2万円くらいの出費になってしまいますので要注意!フロントタイヤを浮かせ、ハンドルを動かした時に、真ん中でコクッ!と止まるとか、低速で手放し運転ができない車体は、締まり過ぎの恐れありです。 ・ハッピーメーター。百鬼の補正済みELパネルに変更したら、とってもアンハッピーになりました(^_^;)。しかしハッピーメーターは、なぜかコマジェばっかり騒がれてるけど、台湾車やヨーロッパ車では結構当たり前なんですヨ~。 #
by koha67
| 2009-03-12 21:42
| ヤマハ・マジェスティ125
|
ファン申請 |
||